お知らせ
もの忘れ外来を開設しました。
現在、医療を取り巻く環境はめまぐるしく変化しています。国のすすめる病院入院期間の短縮化、要支援認定の介護保険からの除外、また、平成30年度を目途に介護療養病床を廃止する動きがあります。平成28年度の診療報酬改定でも入院完結の医療から在宅への路線を明確に打ち出しています。このような背景から「もの忘れ外来」を開設する運びとなりました。
「もの忘れ」の症状は誰でも経験のあることですが、なかには加齢や機能的なものからアルツハイマー認知症などの病気のために出現するものまであります。
診断には医師による問診や診察、画像検査などで行います。画像検査は当院と連携する医療機関にて行います。その際、紹介状をお渡ししますので、受診から診断までスムーズに行うことが可能です。
以下のような症状がある方は是非一度受診して診察や検査を受けていただくことをお勧めします。
○同じことを何度も尋ねるようになった。
○会話中にとっさに物や人の名前が出てこなくなった。
○物をどこに置いたのか忘れることが多くなった。
○物がなくなった、誰かが盗ったのではないかということがあった。
<受診のご予約について>
医師がゆっくりと時間をかけお話を伺いますので、できるだけ事前にご連絡をください。ご希望の日時を調整いたします。
また、普段の状況をよく知っているご家族の方からの情報も診断に大切ですので、可能であればご一緒にお越しください。
<画像検査について>
連携する医療機関にて、「頭部MRI」、「頭部MRA」、「脳の萎縮の検査(VSRAD)」などの検査を受けることができます。
紹介状を持参すれば当日のうちに検査も可能です。
少しでも気になる方は、まずはお気軽に当院までお問い合わせください。